◆この記事の内容でわかる事
- 米国移住に関してのメリットとデメリットが理解出来る
◆この記事の執筆者
当記事執筆のTylerはマーケティング経験が20年超のベテラン(大半が米国)。
米国にてMBA、その後Northwestern大学にてマーケティングの過程を修了している。
英語についても500点台から940点までスコアを伸ばし、大学受験英語でも
偏差値45から73まで伸ばすという自らの体験から皆さんの英語学習を応援する
記事を掲載しています。自他共に認める英語教材マニア
今日は米国への移住についてメリットとデメリットについて解説します。
米国への移住の勧め
米国移住メリット&デメリット
TOEICの解説記事や英会話の上達に関しての記事を投稿してきましたが、今回は私も15年以上暮らす米国への移住のメリットとデメリットについて解説したいと思います。
恐らくこの記事を見てくれている読者の方はTOEICの勉強をされているか、その延長線上で英語圏で働く事などに興味を抱いている方が多いのではないでしょうか。
少なくともTOEICの勉強をしていく中で、将来的には英語を使用した業務や海外との接触のある業務についてみたいという希望をもっている方が多いのではないかと思います。
実際に私も元々米国で育った訳ではなく、大多数の皆さんと同じように日本で生まれ日本で30歳近くまで育って妻子を連れて米国に移住したという経歴があります。
個人的な事を言いますと私は日本は食べ物は美味しいし、旅行をしたりするにはとても大好きな国でしたが、仕事文化という点で言うと好きには慣れない部分がありました。
毎朝、7時過ぎには家を出て帰ってくるのは早くても9時半過ぎ、繁忙期などは丸々1ヵ月以上休みのない月もあるようなモーレツビジネスマンを演じていました。
しかしながら、心の中ではもっと家族とゆっくり過ごしたい、海外旅行にも連れて行ってあげたいという思いをずっと持ち続けていたので英語を勉強し続けながら海外への移住を模索していました。
その後、運よく移住のチャンスを得たため現在に至る訳ですが、まずは米国に移住したいと思っている方に向けて米国に移住する事のメリットとデメリットを解説したいと思います。
メリット 日常的に家族との時間が増える
米国での仕事は無論、ほとんどが英語ベースになりますので、より英語力を伸ばしたい方には打ってつけの環境が待っています。
米国では8時始業の会社が多く、よほど急ぎの仕事などの残業がない限りは夕方4時には退社出来ますので、夕方からの子供たちのスポーツ教室に連れて行ったり出来ます。
また地域によりますが夏は9時近くまで明るいので帰宅後に子供たちとプールに行ったり買い物に出かけたりする事が十分に出来て一日を家族と充実して過ごせます。
ヨーロッパほど長い休みでは無いものの、日本と比べるとかなり有給が取得しやすく家族とゆっくり休暇を過ごせますので、海外への旅行なども出来て子供たちに色んな文化を体験させる事が出来ます。
日本以外からの移住者も多いので、移住者同士で友達になりやすく家族ぐるみで付き合う事で多様な文化に触れる事が出来ます。
私も米国に来てからたくさんの外国の友人が出来ました。
オランダ、ベネズエラ、メキシコ、ペルー、コロンビア、アルゼンチン、ウクライナ、ロシア、スイス、ドイツなど上げればきりがないほどです。
郊外の生活では未だに動物と人間との距離が近いです。
郊外の家に住めば、ダイニングで朝ごはんを食べながら、リスやうさぎが見れるようなことは日常茶飯事ですのでとても解放感があります。
公共のスポーツ施設や公園などが素晴らしく充実している。
これはヨーロッパや日本と比べると段違いのレベルです。
個人的にはこの公共の施設のレベルが、最終的には米国が五輪などでも活躍する選手をたくさん生む土壌になっていると思います。
世界の基軸通貨である米国ドルで給与が支給されるので、将来設計をしやすい。
日本と違い、個性がより尊重される文化ですので子供たちも大きく羽を伸ばした成長を期待出来ます。
ではデメリットを見てみましょう。
デメリット
- 文化的に産休が非常に短い
会社にもよりますが、忙しい方で親兄弟のサポートがある場合は産後2週間ほどで職場に戻る事も珍しくはありません。 - 医療費・保険費が高い
ニュース等でよく知られている話ですが、米国は医療費が非常に高いです。大きな病気や怪我を日頃からしないように気を付ける必要があります。しかしながら、給与のレベルも日本よりはずっと高いので気にし過ぎない方がよいと思っています。 - 地域によって住宅コストや給与レベルが大きく違う
この点に関しては移住希望の方がいれば私から個人的に電話でもメールでもアドバイスさせて貰いたいと思いますが、地域によって住宅コストや給与が全く違いますので、将来の目標や生活上の優先順位をしっかり確認して仕事を探す事が望ましいです。こちらについては総合的にアドバイス可能ですので、希望の方はメールを下さい。
例えばご存じの通り、サンフランシスコ・シリコンバレー地域は全米で最も住宅コストが高い地域です、一方私の暮らすテキサスはオイル・ガス産業の強い基盤がある地域で給与レベルが高いものの、住宅コストは低いといったように地域ごとの特色がありますので渡米前に十分確認するべきポイントです。
- 地域によって気候が大きく違う
日本は北海道と沖縄こそ独特の気候があると思いますが、総じて四季がしっかりあり気候も大きくは変わりませんが、米国の場合は住む地域によって全く気候が異なります。北部では半年近く冬の場所もありますし、一方で私のいるテキサスはクリスマスでも半袖で大丈夫な場合もあります。 - 将来の設計をしっかりする必要がある
もし、日本に両親などを残して渡米される場合に、将来の世話などについて計画をしていく必要があります。 - 公共の交通手段が少ない
郊外に住む場合には公共の交通手段がかなり限られているので、自ら車を運転する生活になります。
つまり、自動車が複数台必要になる可能性が高いです。
メリットとデメリットはどの国に移住を考えようともあるものです。
アメリカの場合は医療費と保険費が高いという大きなデメリットを持つ国です。
私もこの点はいつも注意して過ごしていますが、それを差し引いても私は米国移住は私と私の家族にとってはメリットが多いと思っています。
特に子供の将来を考えると、自然に英語を喋れるようになりかつ将来的にも世界中で活躍する機会も自然と多くなります。
移住直後は大変な事も多いかと思いますが、慣れてしまって長い目で見れば必ず移住して良かったと言えると思います。
特に日本より有給休暇が取得しやすく、家族で海外旅行などにも行きやすく子供たちを違った文化に触れさせる事が容易に出来る点は彼らが大人になる過程でとても大きな経験です。
私は子供たちが多様な文化に触れて、自分で将来の設計をし、大学で自分で専攻などを決める前に与えたいという強い希望がありました。
TOEICを今勉強している方で、まさか移住するほどまでの英語力になるのは自信がないと思われている方は多いと思いますが、もしTOEICで800点を超えている状態であれば私は十分米国で頑張っていくだけの土台があると思っています。
既に800点を超えている場合で、やる気さえあれば米国でも活躍する事が可能だと思っていますので大いに米国への移住をお勧めします。
当記事を見て、是非TOEICに真剣に取り組んで米国移住を考えてみようという方は以下のTOEIC記事からスタートしてその後の勉強方法の記事も参考にして頂ければと思います。
-
-
【完全解説】TOEICで900点以上を確実に取る為のたった1つのポイントと転職メリット
◆この記事の内容でわかる事 TOEICテストで確実に900点台を取るためのポイントと勉強方法 ◆この記事の執筆者 当記事執筆のTylerはマーケティング経験が20年超のベテラン(大半が米国)。米国 ...
続きを見る
まとめ
まとめ
- 米国移住にはデメリットも存在するが、長期で考えた場合メリットが大きい
今回は米国移住に関してのメリットとデメリットについて記事を書きました。
日本での生活と比較した場合に一長一短です。
最終的には個人の好みになるかと思いますが、長期的に子供の将来を考えた場合などにはメリットの方が多いと思っています。
次回の記事は米国移住で可能性の高い方法について解説していますので、是非参考にして下さい。
-
-
【厳選オススメ】米国移住方法-可能性の高い5パターンで最高の人生にする
◆この記事の内容でわかる事 米国移住に関して可能性の高い方法5パターンを理解出来る ◆この記事の執筆者 当記事執筆のTylerはマーケティング経験が20年超のベテラン(大半が米国)。 米国にてMB ...
続きを見る